ずいぶんとご無沙汰です。

17日でしたか?投稿が載りました。

1月8日の新聞に「3Dテレビ お目見え」の記事がありました。少し前、絵本にも3D絵本があると知りました。絵本の中から、人物や動物たちが飛び出す感じがあり、動きます。音楽や声まで出てきて子ども達にはきっと楽しめるだろうと想像しました。
娘が通っていた小学校の読み聞かせの活動に参加して12年目になります。その間、大型の絵本や紙芝居など、子ども達により見やすく親しみやすく、と絵本も進化たように感じていました。そして今回の3D絵本の出現で、私たち読み手も成長を問われているような気がします。
 インドで子ども達に読み聞かせをした時「なぜ、外国の本をインドの子ども達に聞かせるのか。インドにはインドのお話がある」と言われました。アメリカの作家の絵本をネパール語に直し、ヒンディー語に訳し、それから子供たちの話すマラティ語に訳して下さった方でした。私は80歳過ぎた彼の持つ誇りを感じました。
インドの幼稚園の先生は子ども達を木蔭に集めるとインドに古くから伝わるお話を語り始めます。子ども達は熱心に先生を見つめます。そこに読み聞かせの原点を学んだ気がしました。私は、どのように絵本のスタイルが変わろうと心をこめて言葉を発しようと思います。

作りだされたものを、子供たちが、より良く楽しめるように 責任を持って導くこと、それも大人たちの仕事と思います。

Scroll to top