ところで、子猫 初恋

今日は、とっても  いい日和・・・・。おいら達、4匹は そろってお外で 日向ぼっこ!と決め込んだ。   在家メタボ兄さん猫は、玄関先の石の上・・・・・。  母さん猫は、風呂場に下りる階段・・・・。妹さんは、飼い主さんの膝の上・・・・。そこで、おいらは ・・・だれも知らない・・・。  「あの子、どこにいるのかしら? どこかで日向ぼっこでしょうけど・・・」   おなかがすいたら 帰って来るでしょう・・・。   (おい!それで、終わりかい! も、チョッとは心配してくれい・・・)   (まっ!そんなとこ!)  おいらは一人で のんびり 日向ぼっこするには 若すぎる。 そう思って、キラキラするお日様を見ていたんだ・・・・。  そこで、ひらひらとんでるチョウチョってやつを見てしまった。  う 美しい!うす紫のはねに紅色のもよう・・・・。コンナに美しい生き物が この世にいるんだ!  見とれて、見とれて、日をすごす。     おいらの初恋かも知れぬ。

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