投稿したよ!

 一面の菜の花畑の中で少女が2人、微笑んでいます。場所はアフガニスタン。写した人は、故伊藤和也さん。伊藤さんの慈しみと子ども達の笑い声が聞こえてきそうな1枚の写真。伊藤和也写真集「ダラエヌールの子供たち」の一コマです。アフガニスタンと言えば、長い紛争や干ばつで荒れた大地、険しい表情の人々と思っていました。けれど子ども達は、無邪気ないたずらっぽい穏やかな表情をしています。そこには伊藤さんへの愛情と信頼が伺えます。
インドの子ども達の写真を撮ります。「もっと、悲惨な写真ば撮らんば資金は集まらんぞ」と助言をする人もいますが、わたしは子ども達の笑顔を撮りたいと思います。震えながら階段の踊り場にうずくまるエイズ末期の女性、9歳で売春街に売られてくる女の子、4歳で売られていく子。1500万人が暮らすと言われる大都会の片隅に悲惨な現状があります。それでも私は笑顔を撮りたいと思います。訪問者に対して写真もダメ、質問も一切ダメ、と言う厳しい生活環境にいる子ども達です。
現状を切り取る写真は即座に真実を伝えます。1枚の写真から、子ども達の戦争や貧しさに対する怒りと怯え、人々の本来の営み、そして明日への希望までも読み取る自分でありたい。1枚の写真に教えられました。

今、伊藤さんの写真展が開催されています。

インドに幼稚園を作る会の写真展も山鹿でありますよ!

場所は山鹿 いつものご飯 と言うところです。

どうぞ、よろしくお願い致します。



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