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「支え合う」1月18日のデスク日記を読んで そうだな、と思います。私は「インドに幼稚園を作る会」を立ち上げて10年が過ぎました。
 少女達は性的搾取をされるために売られてきます。男性の気を引くためだけに子どもを産む場合もあり、そんな子供たちのためのインド、ムンバイにある幼稚園運営です。現在30名の子ども達が通います。
3年前、就学支援を考えました。子ども達が仕事と呼ぶ、ドラッグ売買の使い走りやすりをして小遣いを稼がなくても学校へ行けるように、学費と生活費を提供します。それを支え、きっかけになったのが日本のある企業からの寄付金でした。
奨学金を受け取る子どもの中にエイズ罹患者がいます。幼い彼女、いつ尽きるか解らない命。けれど、彼女を選び、等しく就学のチャンスを与えてくれたインド側のスタッフを私は誇りに思います。
2006年の資料で5~14歳の推定1億5,800万人の子どもたちが児童労働に従事している。とユニセフは報じています。今年、私達の奨学金受給者は9人目になります。焼け石に水か、と萎える心を奮い立たせ、支えるのは子ども達の笑顔です。
「日本発の善意がインドへ」支え合う社会に、ありがとう。

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