4日の「きょうの発言」です
ちょっと!違うところがあるかも・・・・。
インドのスラム街で撮影され、スラムの様子を写した「スラムドッグ$ミリオネア」が81回アメリカのアカデミー賞を獲得しました。そして、外国語映画賞を日本の映画「おくりびと」が獲得したことと相まって、話題になっています。
日本でも「スラムドッグ$ミリオネア」を観る人が多くなりスラムの様子を知るきっかけになると思います。
映画の影響かどうかわかりませんが、スラム街を見学する欧米の観光客が多いと聞きました。写真を撮ってはいけないとか、費用の何割かは子ども達に還元されるとか、と聞きましたが、非常に失礼な話だと思いました。
スラムで産まれ、スラムに暮している子ども達は、見学の対象ではありません。映画によって啓発され関心を持たれることはよいことと思いますが、興味本位でスラム街を歩くことは危険でもあり、何より子ども達の人権を無視しているように思えます。
3月2日からインドへ行きます。私たちが行くところは、スラム街の中でも最も貧しいエリアです。世界の注目を浴びているインド、ムンバイのスラム街の子ども達。前回訪れた1年前とどのように変わっているか、変わっていないのか。私たちを受け入れてくれるのか、くれないのか。怖いようでもあり、笑顔に会えるような期待もあり。