ご挨拶

 インドでは毎年約2万人の少女達がインドの寒村、バングラディッシュ、ネパールなどから売られてきます。貧しい家庭に生まれ初等教育さえ満足に受けていない無垢な少女達は、多くが騙されて大都会の売春宿に売られてきます。やがてその少女達は望まぬ妊娠を経験し子供が生まれます。その子供達は 生まれた時から、この不衛生で悲惨な境遇で生きていかなければなりません。
 私達はインドのムンバイ市のカマティプラ地区と呼ばれているインドでも最大の売春街に幼稚園を作り、母親が売春婦の子供達に初等教育や基本的な生活習慣を教えています。親から子供達に受け継がれる無知と貧困の負の連鎖を断ち切るために、教育が最も大切であるとの思いで活動を行ってまいりました。
 子供達への支援を更に強化するために、2011年7月よりインドのデカン高原パトダ地区でモリンガの木の植林栽培を始めました。従来の「釣った魚を与える支援」から、子供達の家族が自立した生活が出来るように「魚の釣り方を教える支援」へとー歩踏み出しました。
 明日を担う子供達の健全育成を支援することは、大人の責任です。それは日本であろうとインドであろうと何ら変わりません。ー人でも多くの子供達が希望を持てるような社会が実現するように努カしていきたいと思っています。
 皆さまのご支援とご協カを、どうぞよろしくお願い申し上げます。

インドに幼稚園を作る会
理事長 大久保美喜子