インドに幼稚園を作る会について

理 念

この法人は、特にインド及びその周辺諸国の子供達の健全育成のために、子供自身の成長への支援・援助ならびに子供を取巻く環境の整備・改善を図る社会事業を行い、国際協力や社会教育を通して広く公益に寄与する事を目的に活動を行っています。

  • 子供達の健全育成を図る活動
  • 国際協力の活動
  • 社会教育の推進
  • 志を同じにする団体等との協力・協調を進める

事業活動

国際活動

1、インドの子供達への支援・援助

本会は、インドのムンバイ市のカマティプラ地区(インド最大の売春街)に幼稚園を作り、母親が売春婦の子供達に初等教育と基本的な生活習慣を教えています。 現地のNGO AAWC (Apne Aap Women’s Collective) と連携して幼稚園への支援と運営を行っています。
当初から幼稚園に対する資金援助 (資金使途は教材費、給食費、現地スタッフ・先生の給与の一部等)を続けてきました。 また2009年4月に奨学金制度を導入し、子供達への支援を拡充してきました。2012年12月現在、幼稚園を2ヶ所設け、園児52名を預かっています。
また、インド・デカン高原のパトダ地区ガンダルバディ村の小学校に教育機材や文具品を贈呈し、教育内容の向上、教育環境の改善指導を通じ、子供達の健全育成を支援しています。
今後とも志を同じくするインドのNGO等を介し、支援先を新たに開拓しようと思います。

2、地域社会開発事業

NPOの活動をより積極的に推進するために、従来の支援を継続しながら、モリンガの木の植林栽培による社会事業を始めました。2011年7月より、インドのデカン高原パトダ地区に6ヘクタールの農地を借り、3000本分のモリンガの種を植え、その後も順調に生育しています。モリンガの植林栽培による社会事業の主な目的は2つあります。

①子供達の栄養不足の解消 (子供自身の生長を手助けすること)

貧民層の子供達は常に栄養不足のため、発達障害、体力の脆弱性、免疫力の低下などから感染症にかかり易く、疾病、死亡の大きな原因になっています。子供達の健全育成にとって健康の維持増進は最優先の課題です。栄養素をたっぷり含んだモリンガを子供達に与えることで栄養の改善をはかることができます。

②貧困な農村部の地域社会開発 (子供を取巻く環境の整備・改善を進めること)

売春婦の多くが貧しい農村部の出身です。農村部が豊かになることで少女達は売られずに済みます。また全般的な生活衛生環境の改善に繋がります。 貧困が諸悪の根源になっています。
植林栽培が軌道に乗ったところで、製品化事業、国内販売、輸出等も行いたいと考えています。この事業を通じて雇用機会の拡大・地域経済の活性化、貧困撲滅、栄養不足の解消、生活・衛生環境の改善、子供の教育機会の拡大、婦人の自立、地域社会開発、農地山林の土壌保全、地球環境へのささやかな貢献などが期待されています。これら一連の活動を通して社会問題解決型のSocial Businessに繋げたいと考えています。

国内活動

1、講演会、講習会、読み聞かせ会

インド等の実情を一人でも多くの日本人の皆様に知って戴くため、社会人、学生、生徒、園児等を対象に講演会、講習会、読み聞かせの会を開き、社会教育の機会を広めています。

2、写真展、イベントの企画・開催

インドの幼稚園等での活動やモリンガの生育記録など本会の活動記録全般を日本人の皆様に知って戴きたいため、写真展やイベントを開催しています。
またインドでは日本及び日本人をもっと理解してもらい、日印の相互理解を深めるためインドでも日本の写真展を計画しています。

3、国内のNPO, NGO その他の団体との協働

社会問題解決のための事業は多岐に亘っているため、本会のみの活動には自ずと限界もあります。他のNPO,NGO,その他の団体とも交流し、お互い協働することにより、より一層力を発揮することができます。

役 員

理事長 大久保 美貴子
副理事長 蔵本 雄三
副理事長 岡部 美千代
監事 佐藤 作弘
監事 前田 栄子

 

沿 革

2001年2月 インドのムンバイを初めて訪問、現地の悲惨な現実を知る。
2001年8月 ムンバイに最初の幼稚国を作るが、妨害に遭って5ヵ月後に閉園。
2002年11月 任意団体NGOインドに幼稚園を作る会を創設。
2003年2月 インド・ムンバイの現地のNGO AAWC(Apne Aap Women's Collective)所在地に幼稚園を開園。
2004年10月 AAWCと業務提携し、幼稚園の運営費等の資金援助を追加
2008年7月 特定非営利活動法人インドに幼稚園を作る会設立(NPO法人化)
2009年10月 インドの幼稚園卒園児に奨学金制度を設けた。
2010年7月 ムンバィ市カマティプラ地区に第二幼稚園を設立。
2011年7月 デカン高原パトダ地区でモリンガの植林栽培による社会事業を開始。
2016年 モリンガ事業を独立させ、パトダ村の自立事業とする。