次のステップとして、何が出来るでしょうか?
インド、ムンバイの売春街で暮らす子ども達。彼等が望めば、NGO「インドに幼稚園を作る会」が運営する幼稚園に来て、お昼ご飯を食べる事が出来ます。たとえ、それがわずかな量であっても、彼等にとって一日一食であっても、それは、可能です。幼稚園に来る事は 幼稚園のスタッフ達と 思いっきり笑って思いっきり甘えて手足を伸ばして昼寝をすることが出来ます。けれど、一歩、通りに戻ればムンバイの喧騒の中、無表情の何かを達観したかのようなうつろな目を向けてきます。7歳の少女です。いつも3歳の弟を抱いていました。お母さんと一緒に田舎から出てきたのだけれど、読み書きが出来ないし、学校に行く年齢だけどしばらく姉弟共に世話をしようと、現地(ムンバイのNGO アップネ・アップが決めたのでした。私に何が出来るでしょうか? お母さんが亡くなって、稼ぎがないために売られる女の子がいます。4歳でした。「売らないで!」と言いたいけれど、父親が決めた事です。私に言う権利はありません。インドは今、猛烈な勢いで発展しています。今年2月に行った時は、空港の到着ロビーのセメント打ちっぱなしの床がきれいになっていました。目に見えてインド・ムンバイ郊外も美しくなっています。けれど、私が行く度、幼稚園の子ども達の様子は悪くなり、家庭環境は劣悪になる。・・・
あっという間の七年です。ずっと関わってきて、今からも関わり続ける事に気持ちは揺らぎません。が、年間25万の運営費送金以外、次のステップとして私に何が出来るのか、否、みんなで何が出来るのか、模索しています。教えてください。