どうしましょ!
インドから帰国した方からメールを頂きました。テロその後の状況も書かれています。以下がその文章です。
「ムンバイテロ」と「バンコク空港マヒ」にて、航空券予約
を再三変更するはめになりました。結局、AIインド航空にて
帰国しました。当日前後、「空港テロ」情報があり、飛ぶかど
うか、と言われていました。予定どうりフライトしましたが、
搭乗率10~20%位のガラすきでした。
テロ後、欧米系の航空会社の多くは、フライトを見合わせま
した。利用者のキャンセルも続出したそうです。
「ムンバイテロ」犠牲者に日本山妙法寺とワルダ仏舎利塔奉
賛会(藤井グルジー記念財団)の関係者、知人はいませんでし
た。
ムンバイに行くと必ず行く奉賛会の事務所や理事の会社・自
宅などが付近にありますが、いずれも被害はありませんでした
。
ムンバイCST駅はいつもムンバイとワルダ往復に使う駅で
す。たまたまムンバイに病気治療に行ったワルダの鉄道員が殺
されました。彼はムスリムです。
ワルダに居ましたので、電話とテレビで情報収集した次第で
す。テレビ報道は臨場感はありましたが、情報を整理して伝え
ると言う点では、日本より劣るように感じました。
インターネットでチェックしていた人によれば、日本人犠牲
者に関しての報道は、日本でのほうが正確で早かったようです
。
ワルダがあるマハーラシュトラ州の東部、ビダルバ地方の各
地で、市民あるいは各種市民団体・ムスリム団体などによる追
悼集会・反テロ集会などがたくさんありました。
「反ムスリム」やコミュナルな方向に向わずに、「反テロ」
に集約されました。政府・行政やマスコミもそういう方向性を
持って動いていました。インド全域では、政治団体主導の「反
パキスタン」もありましたが、全体のトーンはそうなりません
でした。
全世界的不況と、このテロのあおりで、企業関係者・旅行者
のインド訪問がガタへりだそうです。年末にインドに行く予定
をしていた友人も家族の大反対で断念。1月に東京で開催され
る「ダイヤモンド展」に来る予定だったムンバイの知人も検討
中に変更。
私は行こうかどうか・・・迷っています。